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スタディ

 大浴場の改装に伴い、露天風呂を新設する工事で、
露天風呂の湯縁やパーゴラのような囲いをつくる工事の準備をしています。

露天風呂の浴槽は扇形をしているので、湯縁は幅の広いヒバの板材を、
曲線にけがき、カットします。

実はこの曲線が曲者なのです。

露天風呂の上にかけるパーゴラの奥桁は曲面、
側桁は直線、それに勾配をつけて垂木をかける。

言葉で書くと、何処が曲者なのか伝わりにくいですが、
要は、曲面の奥桁と直線状の側桁との間隔が微妙に変化していくので、
垂木、一本一本の長さと勾配が変わってくるということです。


このように、簡単にはイメージしにくいものは、現場実測を行い、
おおよその完成イメージをスケッチします。
(現場の状況から、和風の方が良いかな、、、、、)

でも、紙の上で見ただけでは、イメージがつかみにくいですし、
この段階では、本当に格好がいいのかどうか実感がない。

そこで、小さい模型を作ってスタディします。
垂木勾配
↑垂木材の下にクサビのような地垂木を入れて勾配を調整してみる。
(写真はボツ案)

このようなことを繰り返しながら、徐々にスタディーの図面や模型の
スケールと精度を上げていきます。
そして、アイディアが固まったところで、実施設計図を描きます。
実施設計を描き始めても、時にはスケッチや模型による検討を繰り返します。

一方実際に現場で組み立てる大工さんは、作業場にベニヤ板を並べて具体的な納まりの現寸図を描いてチェックします。

このように、何重にも検討を重ねて、一つのもを作り上げていきます。

とはいっても、完成までは、まだまだ長い道のりです。





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