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布川建築設計事務所のHPリニューアル

 布川建築設計事務所のホームページをリニューアルしました。

http://www.archi.nunokawa.info/

竣工写真や日々考えていることなどを中心に更新していく予定です。
どうぞ、よろしくお願いします。

雪囲い

 雪囲い

昨日、地元の喫茶店の窓の雪囲いをしてきました。
急勾配の屋根同士が谷になる箇所で、屋根の雪が流れ落ちて集まってきます。
雪の量が多いときは、地面に落ちた雪が山になって窓にまで覆いかぶさってきて危険ですので、雪囲いを取り付けることになりました。

女性でも取り外しが簡単なように、あらかじめ窓脇にサッシ用の雪囲い金物を取り付け、
木枠を引っ掛けるようにしてあります。
また、板は、木枠の上から差し込んでいくようにしてはめ込んでいきます。
板一枚一枚が簡単に取り外せるようになっていますので、雪の量に応じて板の枚数を変えることで、できるだけ店内に採光が取れるようにと考えてあります。
(写真は、板をすべてはめ込んでいる状態です。)

雪がどっさり降って、日々の雪掃きも大変ですが、
今のうちに用心して、ゆっくりとしたお正月が迎えられるといいですね。






河北町リフォーム・新築補助金制度改正のお知らせ

河北町持家住宅促進補助金制度が4月1日より新しくなりました。
昨年度は、たくさんのお客様に補助金制度を利用し、リフォームをしていただきましてありがとうございました。

今年度は、交付対象工事費が300万円以上から50万円以上に大幅引下げで、
昨年以上に、補助金制度を利用しやすくなりました。
さらに、リフォーム工事のみ、河北町の補助金に山形県の補助金が上乗せになり、よりお得にリフォームすることが出来ます。


<<河北町持家住宅促進補助金制度の概要抜粋>>
交付期間は平成26年度までです。

交付申込み 平成23年4月1日から随時おこなっています。
※住宅1戸につき年度内1回限りとなりますので、数箇所御検討のお客様は、まとめて工事することがおすすめです。



「交付対象工事費」
一件当たり50万円以上の工事費となります。(300万円以上から引き下げました)


「補助金の対象となる工事内容」
1.次の建物の新築、増改築、リフォームを行う方(木造在来工法)
・町内で自ら居住する住宅
・町内で自ら営む店舗
・町内で自ら使用する付属建物(外構工事を含む)
(例) 車庫、作業所、物置、外構等

2.上乗せ補助適合工事(新築工事は除く、リフォームのみ対象)
・耐震改修
・省エネ改修
・バリアフリー改修
・県産材使用改修
一定基準以上の増改築工事


「補助金交付額」
・対象工事費総額の5%の以内の額、または50万円のいずれか低い額。

・前記の上乗せ補助の内容に合致すれば、対象工事費総額の10%の以内の額、または
 20万円のいずれか低い額を上記の金額に合算されます。



布川建築では、お見積りと合わせて無料で住宅診断いたします。
詳しくは、お気軽にご連絡ください。



ブログの文字

ブログの文字を少し大きくしました。

前々から、ちょっと見難いかなと思っていたのですが、
やっと大きくすることが出来ました。
前よりは、少し見やすくなったかと思います。

お時間があるときに、見ていただけるとうれしいです。

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連日、猛暑。

連日、猛暑が続いております。
梅雨明けと同時に30℃を超える、真夏日がつづき、
何かと、熱中症のニュースが多くありますが、
外で仕事をされている方は十分な水分補給をしながら、
定期的に休憩を挟んで仕事をしていただきたいと思います。

最近の猛暑は、大工さん泣かせ。
大き目の水筒に飲み物を持っていっても、昼には、水筒の蓋を全開にして、
散水栓から水を補給している姿も見られます。

休憩の時間、
キンキンに冷やした、きゅうりやナスの漬物はすごく喜ばれます。
冷たい食感と塩分の補給に最適でさっぱりします。
また、きゅうりは体温を下げる効果もありますし、
ナスには、鉄分のも含まれていますので、
つかの間の休息には、もってこいです。

皆さんも体調崩さないように、
十分、気をつけてください。

ラジオカー

ラジオカーが事務所にやってきました。

朝、7時半ころ、事務所の前で水を撒いていると、
YBCのラジオカーが突然やってきました。
何事か!?

YBCラジオカー
(記念品としていただいたおもちゃ。実際に来たのは、普通車タイプのラジオカーでした。)

ラジオカー到着後、早々5分くらいで、生放送に出演してしまいました。
交通安全の標語を言った後に、
事務所の傍らではじめた、プランター栽培のなすときゅうり、しその食べ方、
(やっぱり、山形は「だし」でしょう。)
など、少しだけ世間話をしました。

そして、
ラジオ放送直後に、いろいろな方から電話を頂きまして、
大変驚きました。出演時間は短いですが、朝の通勤時間ということもあってか、
聞いておられる方がたくさん居るのですね。

実は、ラジオ放送があったのは、もう一週間以上前なのですが、
聞いてくださった方に、声をかけていただくこともありました。

声に出して、交通安全の標語を言う機会なんてそうないですし、
さわやかな気分で、ちょっと引き締まった朝を迎えることができたような、
気がします。





スタディ

 大浴場の改装に伴い、露天風呂を新設する工事で、
露天風呂の湯縁やパーゴラのような囲いをつくる工事の準備をしています。

露天風呂の浴槽は扇形をしているので、湯縁は幅の広いヒバの板材を、
曲線にけがき、カットします。

実はこの曲線が曲者なのです。

露天風呂の上にかけるパーゴラの奥桁は曲面、
側桁は直線、それに勾配をつけて垂木をかける。

言葉で書くと、何処が曲者なのか伝わりにくいですが、
要は、曲面の奥桁と直線状の側桁との間隔が微妙に変化していくので、
垂木、一本一本の長さと勾配が変わってくるということです。


このように、簡単にはイメージしにくいものは、現場実測を行い、
おおよその完成イメージをスケッチします。
(現場の状況から、和風の方が良いかな、、、、、)

でも、紙の上で見ただけでは、イメージがつかみにくいですし、
この段階では、本当に格好がいいのかどうか実感がない。

そこで、小さい模型を作ってスタディします。
垂木勾配
↑垂木材の下にクサビのような地垂木を入れて勾配を調整してみる。
(写真はボツ案)

このようなことを繰り返しながら、徐々にスタディーの図面や模型の
スケールと精度を上げていきます。
そして、アイディアが固まったところで、実施設計図を描きます。
実施設計を描き始めても、時にはスケッチや模型による検討を繰り返します。

一方実際に現場で組み立てる大工さんは、作業場にベニヤ板を並べて具体的な納まりの現寸図を描いてチェックします。

このように、何重にも検討を重ねて、一つのもを作り上げていきます。

とはいっても、完成までは、まだまだ長い道のりです。





図板、墨付け、手刻み

新築の物件がスタートします。
最近プレカット(工場で部材を加工する)が増えていますが、今回は、手刻みで加工することになりましたので、墨付けに先立ち、大工さんが「図板」を作成しました。

図板

図板は、計画される建物の隅を ”い” の ”一”番として、順に番付されていきます。
柱の位置や梁の「継手」や「仕口」など部材の接合部がどのように接合されるかがわかるように描いてあり、実際に部材を加工するときには、柱や梁の両端部に図板に記された番付を記載します。
そうすることで、効率よく木材を加工することができ、また、現場でも部材の位置を間違わずに組み立てることができますので、施工精度が上がります。

土台
↑これは、土台になる材料です。
これから、図板をもとに墨付けして加工していきます。

図板をもとに墨付け刻んでいく過程の中で、家一軒分の材料の納まりを思い浮かべながら、頭の中に実際に組み立てる様子をシュミレーションしてインプットしていきますので、
現場で組み立てる前から、大工さんの頭の中には家がほぼ建っている状態になります。

手刻みの良いところは、部材を加工する際に一本一本異なった木の性格やクセ(木目、そり、歪み、色合い、、、)を大工職人が見極め、適材適所の判断をし、墨付け→加工していきますので、構造的にも意匠的にも木の良さを十分に生かすことができます。
こうした、手刻みによる加工は、熟練の大工職人でしかできることではありません。

最近は、図板を描いたり手刻みによる加工が減ってきていますが、
廃れてはならない技術だと思います。




木の家は環境に良い

昨年末EUは、2021年から住宅、オフィスビルの新築物件は、
CO2を排出しない建築物とする事を義務化するCO2ゼロ制度を導入すると発表しました。

さすが、環境先進国ですね。
先日書いた断熱住宅ですが、実は日本の断熱住宅の技術は、年々上がってはきていますが、
ヨーロッパ諸国と比べるとまだまだです。
一概に技術面で遅れ劣っているということではなく、
断熱に対する意識の高さがちがうのでしょう。
日本で定めたガイドラインよりも、さらに厳しい基準を設けている国も沢山あります。

CO2を排出しない木の家??
どういうことかというとと、木が山に生えている状態で、CO2を吸収しているのは、
皆さんもご存知のとおり。さらに、木は、一度吸収したCO2を蓄える働きを持っています。
もし、燃やすことがあっても、今まで取り込んだCO2を排出するだけですので、
CO2を増やすことはありません。
木は、成長期の時ほど、CO2の吸収が多いといわれており、
成熟すると、吸収が少なくなるそうです。
ですから、成熟した木を伐採して、材料にし、また、木を植えることによって、
よい循環が生まれます。
という訳で、木を使うことによって、サスティナブル(持続可能)な住宅を作ることができるというわけです。

日本では、昔から木の家が主流です。
昔からの工法がまた、地球環境の面から見直され、
太陽光発電など新しいエネルギー技術と融合することで、
地球環境に貢献していこうということなのです。

このような、大きな視点で地球間環境はとても大事なことですが、
私みたいな一建築人は、もっと小さな視点で、
どこに窓を開ければ気持ちの良い風がぬけるかとか、
どのくらいのひさしの長さがあれば、日差しが心地よいか、
どんな木を使ったら肌触りが良いか、、、
上げれば、キリがありませんが、そういう身体に近い部分にもっともっと気を使うべきだと思います。

ハイブリッド車、商品住宅、家電、など”エコ”は、新商品の定番となっていますが、
エコと体で感じる快適性はまた、別物だと思います。



CO2削減と断熱住宅

住宅版エコポイント制度が始まり、断熱リフォームなどもエコポイントの対象になっています。
サッシ一つの入れ替えから対象になるようですので、
小さな、リフォームでもエコポイントがもらえます。

弊社でも各種講習会等に参加して、色々と勉強させていただいています。

さて、今日は、CO2削減と断熱住宅について、
思うところを書いてみたいと思います。

建設を含む産業部門の、CO2排出量は、35%を超えており、
どの部門よりも多い結果になります。
排出量を大幅に(京都議定書6%→COP15 25%)減らそうというのが、国政の方針ですが、
不景気のさなか、経済の浮沈に大きく影響するような気もしますので、
地球温暖化対策基本法案は、どのように暮らしに影響があるかを明確にしたうえで、
通していただきたいものです。

住宅産業はというと、、
最近メディアでも、エコポイントのせいか、エコをうたった商品住宅が一際目に付くように感じますが、
これはエコに対する消費者の関心が高まってきたためであり、実際には、だいぶ前から、住環境の快適性の向上観点から、エコは取り組まれてきたよにも思います。

特に断熱住宅は、寒冷地地域では前から取り組まれてきました。
外張り断熱がいい、充填断熱がいい、、など、様々な論争や、
悪質な断熱改修、断熱施工などが問題になる中、
確実に技術も進歩し、性能表示など、断熱に対するガイドラインも整備されてきました。

しかし、その断熱住宅の施工における標準仕様的なものは、専門的であり、
施工してしまえば壁や天井の中に隠れて見えなくなってしまうところでもありますので、
建主さんには、施工者がしっかり施工しているか、施工されたのか見えにくい部分です。

何よりの問題は、施工精度。
実際に、本当に断熱が効く家を作るのは、非常に施工手間がかかるもので、
しっかりと断熱が効くしくみを知っていないと、様々な計画案に対し、
フレキシブルに対応、施工するのは難しいのです。
だから、断熱住宅をうたって、外壁のサイディングだけの施工で断熱改修とか、
断熱塗装を塗って、断熱改修とか、、、、
ホンとに断熱効いているの?施工した後も寒いんじゃないの?
なんて思うことがあります。

弊社では、綿密な計画を立てて、自社施工することより、性能を高めていけるように、
努めておりますが、技術も進歩していますし、様々な断熱施工の仕様も一長一短ありますので、
お客様のご要望にこたえられるように、日々研究していかなければと思っています。