手摺の取付け工事 補助金や助成金の活用

今日は、手摺の取付け工事に行ってきました。

住宅のバリアフリー工事に関しては、様々な助成金や補助金の制度がありますが、介護認定を受けられている方は、地方自治体によって、様々な助成金や補助金の制度を利用することが出来ます。

要支援認定(介護予防給付)から介護認定(介護給付)の等級によって、受けられる助成内容は多少異なりますが、知っておくとすごく助けになる制度だと思います。

介護給付については、役所の健康福祉を担当している課や特別養護老人ホームのケアマネージャーさんなどに相談してみると親切に教えていただくことが出来ます。

補助金の申請の手続きに関する書類の作成(工事見積書、施工写真、実施図面等)は、私共、施工業者の方で作成いたします。

また、助成内容には、補助金の給付だけではなく、様々な介護用品のレンタルなどもあり、例えば玄関ポーチにつけるスロープや車椅子、ベッドなどは、比較的安価な金額で借りることが出来るようです。
そのほかにも、デイサービスや訪問入浴サービスなど、状態によって適宜専門家の方にアドバイスをしていただきながら生活の手助けをしていただくことが出来ます。

在宅介護は、家族の人にとって、すごく大変なことです。
少しでも手助けになるように、体の変化に合わせて住宅の設えを変化させていく必要があると感じます。社会全体が、こうした状況になったときに適切なサービスを供給することができるような仕組みになってきていますので、「知らなかった」とならないように、普段の生活の中から、健康や福祉に関する情報に敏感になって学んでいくことが大切だと感じます。







間取り変更リフォーム

昨日より、間取り変更のリフォームがスタートしました。
8帖間2部屋を一続きのワンルームに変更し、キッチン、パントリーを新設する工事です。
1階に一世帯、2階にもう一世帯が生活の拠点となるスペースを分け、一部は共有するといった半二世帯住宅ということになります。

山形の家は、6人暮らしの大家族向けの住宅が多く、祖父、祖母、父、母、娘、息子、、といった家族構成は普通でした。(現在は、核家族化が進み、4人家族が暮らす、比較的小規模な住宅が多く立ってきているようです。)
6人家族にあって、子供の成長などに伴い、生活に変化が出てきます。
子供が大きくなり一人暮らしをはじめ大きい家に夫婦二人で住んでいたりと、
使わない部屋が出てきたりします。

今回の計画では、約20年近く前に増築して、現在はほとんど使わなくなってしまってる2階部分にお孫さ夫婦が新たに生活を始めるという計画です。

山形では、冬には雪下ろしがありますので、高齢者のみの生活では大変な面もありますが、こうしてお孫さんと一緒に暮らすということで、生活に安心があるように感じました。
生活時間が異なる二世帯が一つの家に暮らすわけですから、
階ごとに生活の拠点となるスペースを分けることで、
快適に同居できるように間取りを変更しています。


今回のような、半二世帯住宅としての計画は、
生活の拠点となるスペースを分けることにより、お互いの生活のリズムを守りながら、共有スペースによってコミュニケーションをとることが出来ます。
二世帯が暮らす住宅リーフォームのモデルとして、
現代的で利にかなっているのではと思います。



リフォームの補助金制度

本年度のリフォームの補助金制度が明らかになります。

本年度より、山形県住宅リフォーム助成金が始まる見込みです。
また、各市町村でも、リフォーム補助金制度などがありますので、
より充実した、助成を受けることが出来るようになるようです。

詳しくは、各市町村にて発表になるとのことで、
まだ、私共、施工業者も補助金の全貌を把握出来ていないので、
はっきりしたことはいえませんが、
この度、県が用意した補助金は、各市町村を窓口として受け付けられ、
すでに、各市町村で行っている助成金の制度と併用して受けることが出来るということです。(助成金の額は、受付先である各市町村によって異なるとのこと。)

リフォームとはうたっていますが、工事の幅は広く、
増築、屋根の葺き替えなども対象になるようです。
ただ、助成を受けるには、「県が要求する工事」を含むことが原則になります。
「県が要求する工事」の内容は、おおよそは決まっているようですが、
とりあえず今の時点では、公表待ちということになります。

公表なり次第、ブログやホームページでも取り扱って生きたいと思います。

今年、リフォームをお考えのお客様は、
二重に補助金を受けられる可能性がありますので、
おすすめいたします。






エコが加速する

住宅エコポイントが、
2011年12月31日まで着工した物件を対象となり、
従来より一年間の期間延長が決まりました。
さらに2011年1月1日以降着工した物件を対象に、
住宅エコポイントのポイント対象範囲が拡充しました。

新たにポイント対象となった工事は、
  • 太陽熱利用システム
  • 節水型トイレ
  • 高断熱浴槽
詳しい情報は、住宅エコポイント事務局のホームページからも、
ご覧頂くことができます。 http://jutaku.eco-points.jp/

節水型トイレ、高断熱浴槽は、
各メーカで出している、便器やシステムバスなどが、
対象商品になっているようですのでわかりやすいですが、

太陽熱利用システムって、何なんだろう?と
思われる方も多いのでは。
因みに最近、売電などで注目されてきている太陽光発電(ポイント対象外)ではありません。

太陽熱利用というのは、
大きく分けて、空気集熱タイプと液体集熱タイプがあります。
空気集熱タイプの場合、屋根に太陽の熱を集めるパネルを置いて、
屋根内部の空気を暖めてます。その温まった空気をファンなどを用いて、
家の各所に送って効率的に暖房します。
液体集熱は、太陽熱によって液体を温めるという点が、
空気集熱タイプと異なるところです。

それでは、太陽光と太陽熱何が違うのかというと、
「熱」を得るための方法が異なります。
太陽光では、発電した電気を使って、何らかの装置を動かして熱をつくるのに対し、
太陽熱は、太陽の熱をそのまま熱として利用するため無駄がないと考えられます。

私としましては、今回のエコポイント拡充に際し、
建物や水廻り機器の性能だけではなく、
自然エネルギーの活用にポイントが付くようにしたという点が
大きな進歩ではないかと思います。

これから、ますます「エコ」が加速してくると思います。



家具

 造作家具

先日、リフォームした際に、造作家具を製作しました。

既製品のもので、検討はしてみたもののハイスペックで使い勝手もよさそうではあるのですが、
味わいみたいなものは感じられなかったので造作することにしました。

今回のリフォームでは、使える部分は積極的に残して、
かえる部分は、思い切ってかえるというコンセプトでしたので、
部屋の中には、新旧が混在するようになりました。

そこで、造作家具を部屋の中心に置くことで、新旧の中和を図ろうと考えました。
家具が、時間と共に使っていくうちに味わいが出てきて、
部屋に馴染んでいくと思います。

機能的には、配膳カウンター兼食卓テーブルということで、
流し台に比べ高さを低く抑えてあります。
また、隣接するリビングとの関係性を重視し、
リビングに対し、対面するように配置することで、
この家具に、サーブ・サーバントの中間領域的な役割を担わせることを考えました。

家具の配置や位置づけによって、部屋の性能が変ってきます。
今回製作した家具は、配膳カウンター兼食卓テーブルとして製作しましたが、
普段の生活の中で新聞や雑誌を読んだり、
書類を整理したり、アイロンをかけたり、
様々な生活のシーンで活躍してくれることを期待して造りました。

寒くなってきました。

今年は、秋がないんじゃないか、、、。

最近、一雨降るごとに寒くなっている気がしますが、
皆さんは、風邪など引いていませんでしょうか。

さて、リフォームの中でも住宅版エコポイントによって、
最近増えているのが、開口部のリフォームです。

家の中で何処が一番熱が移動するかというと、
当然、窓が一番大きく、50%程度あるといわれています。

もちろん冬だけではなく、夏、外からの熱が流入するのも、窓が一番です。
それだけ、窓は家の中で断熱性能が低い場所です。

山形は、寒冷地ということもあり、冬の寒さが厳しいため、
窓の近くにいると、コールドドラフト(窓で冷やされた空気が床方向に気流を生み出し、足元がスースーする)などにより、不快な感じがしたり、
サッシに結露が生じたりと、開口部にまつわる不快要素は多々あります。

どのように、リフォームするかというと、
一般的なのは、樹脂サッシ、ペアガラス(山形では、Low-eガラス)に交換する。
もしくは、某メーカで出している、内窓を既存のサッシの室内側に新設する方法があります。

どちらも効果的ですが、
内窓は、一箇所あたりの施工時間が1時間もあれば充分施工可能ですので、
より手ごろな感じがします。(既存窓の額縁の幅にもよります)
当社でも、一部試験的に内窓を採用していますが、他の窓と比べると明らかに、
断熱性能が向上しています。
内窓
↑トイレに内窓を設置した事例


これから、冬に近づくにつれて、寒さが厳しくなってきますが、
開口部のリフォームで、灯油代の節約と暖かい住まいを!!


開口部の断熱リフォームは、エコポイント対象工事でありますので、
浴室やトイレなどの、水廻りのリフォームをお考えの祭は、
ついでに、開口部のリフォームの検討をおすすめいたします。

※住宅版エコポイントは、1年間期間が延長されて、
H23年12月31日までとなりました。



リフォームの心構え その1

今年は、水廻りリフォームのお客様が増えています。
本当に、ありがとうございます。

今回は、リフォームの心構えと題して、金銭的なことについて書いてみることにしたいと思います。

まず、リフォームとは、どういうものかというと、
リフォームと新築とは別物として考える必要があります。
簡単に言うと、
新築は、敷地に何もない常態から進めていくのに対し、
リフォームは、すでにあるものを直すということです。

すでにあるものを直すわけですから、
新築にはない、経費が多少かかってきます。
例えば、解体処分費、補修費、大きいリフォームでは事前調査費、竣工図がない場合は図面制作費、、、など、規模や内容によって変わってきますが、様々な費用がかかる場合があります。

リフォームで注意すべき所は、出来るだけクリアに見積りがなされていることだと思います。

当社では、事前調査を入念に行い、出来るだけ追加工事が発生しないよう見積書を作成するように努めております。
とはいうものの、事前調査ではわからない、解体してみて初めてわかる、「床下の腐食や壁の中の腐食」=隠れた腐食は、解体後確認されれば、さすがに見てみぬ振りは出来ませんので、随時、お客様と相談し補修費等を明快にして進めていきます。

「隠れた腐食」は、事前調査の際に予測は出来るのですが、程度によって、補修の仕方も変わってきますので、正確には見積りしにくいところです。

解体
↑浴室を解体してみると、腐食が進んでいた。壁の中の隠れた腐食


最近、耳にするのが、「出来高」で請求する業者があるということ。
工事が終わってから、
「これくらいかかりましたので、お支払い願います。」
と言われ請求書を見ると、驚くような金額だったり、、、。
信頼出来る掛かりつけ医のような大工さんが近所にいた時分はよくあったようですが、、、実際、金銭的なトラブルが多いので、事前に見積りを取るのが一般的です。
見積りに納得していただいてから作業に入ってもらうのが当然です。













畳替え

 先日、軒天井の張替えや畳の部屋をフローリングに変える工事をした際に、
追加で、各部屋の畳替えも行うことになりまして、
本日、畳の採寸と古い畳を処分するために運び出す作業をしてきました。

もうすぐお盆ですので、お盆前には、新しい畳で過ごせるようにという
ご意向でした。

ものさし

畳屋さんの商売道具。ものさし。
畳の採寸は、尺、寸、里で測ります。

手かぎ(敷きこみかぎ)をつかって、畳を取り外し、
針、糸、ものさしをつかって、部屋の直角を割り出して、採寸します。
ものさしは、結構な長さがあります。1m20センチくらいはあるでしょうか。

また、6寸(18cm)位の定規「こがね」と呼ばれるもので、
畳の厚さを測ります。

もう一つ、すごく便利だなと思ったのが、
重いタンスでも、スキーの板みたいなものをタンスの下に差し込んで
畳を傷つけることなくスーイっと移動できてしまう道具。
つい見とれてしまって、写真を撮るのを忘れてしまいました。

帰ってきてから、インターネットで検索してみると、
その名も「カグスベール」、、、、
なんとも、駄洒落のような名前でこれまた、びっくりです。

大工道具は、見慣れていますが、
畳屋さんの道具も、普段目にすることがない、
変わった物が多くて面白いです。


産廃処分場に持っていくと、フォークでがっしり挟んで、
あっという間に荷卸してもらいました。
tatami

最後の一枚まで、スイスイと、さすがにプロですね。





屋根の葺き替え

屋根の葺き替え工事をしました。
農作業用の倉庫としてつかっていた、築50年という結構古い建物です。
経年変化と積雪の影響で、垂木が折れてしまい、雨漏りするような状態でした。
本格的な梅雨入りを迎える前に、改修することになりました。

築50年ともなると、屋根だけではなく、いたるところに痛みもあります。
しかし、50年という半世紀にも及ぶ長い間に、得も言われぬ風格を纏っている。

工事をしていると、小学校から帰ってきた建主さんのお孫さんが、
「僕の小屋こわしてるの?」
と私に話しかけてきました。
私は、「今屋根の修理をするために、壊れたところを取り除いているんだよ。すぐに、新しい屋根ができるよ。」というと、
その子は、ただ笑顔だけ私に向けて、走り去ってしまいました。

きっと、この子にとっては、秘密基地的な場所なのだろうか、、、
「僕の小屋、、、」という言葉から、何か思い入れのある場所なのでしょう。

あれこれと、思いを巡らしながら、工事をしていると、
今度は、小屋の中から泣き声が聞こえてきます。
小屋の中を泣き声のするほうに歩いていくと、生まれて間もない子猫が、
6匹も、ダンボールの中で鳴いていました。
母親の帰りを待っているのでしょうが、こうも大工さんたちがトンカントンカンやっていると、親猫も寄り付けないでいるのでしょう。
あたりを見回すと、結構な数の野良猫がうろうろしているので、
きっとこの中に、親猫がいるのだろう、などと思いながら工事を進めていると、
一服の時間に、大工さんが、コンビニで牛乳を買ってあたえてくれましたので、
工事が終わるまでは、何とか飢えはしのげるだろうと、一安心しました。

短い工期でしたが、築50年の小屋には、改修を決めた建主さんやお孫さんの思いや、
子猫のエピソードなども重なって、意味深げなものになりました。
築50年の間に経年変化で朽ちていくだけではなく、いろいろな思い出も刻まれていき、
それが建物の風格として現れているような気がします。

リフォームをしていると、いろいろなことに遭遇しますが、
どんな物件でも、建主さんの建物に対する思いを感じることができます。
これが、前使っていただいていたときよりも、
良くなるようにと思って仕事ができる励みにもなります。




土台の据え替え

在来の浴室を解体したところ、
土台に腐食が見られたため、据え替えることにしました。

浴室ということもあり、湿気や水分の浸透、温度変化など長年の経年変化によって、
腐食したものと思われます。
実際に現場を見て、建主さんも驚かれていたようです。

土台腐食


据え替えるにあたって、材種は、米栂で防腐処理を施してあるものを使用し、
さらに防蟻塗装を施します。
防蟻

浴室は、在来のものから、ユニットバスに変わりますので、
水分の浸透などはなくなりますので、リフォーム前と違って、
腐食する確率はずいぶん減ると思われます。

水廻りのリフォームをしていると、事前調査では発見できず(外見から予想はできるのですが、、、)解体してみて初めて腐食している箇所を発見することが多々あります。
そんな場合でも、状況によっては多少お時間を頂戴することもありますが、
丁寧に補修していきますのでご安心いただけると思います。